
カマキリのような鎌状の前肢に腹部先端の細長い呼吸管という独特の姿をしている。肉食で小魚やオタマジャクシなどに鋭い口を刺し、消化液を送って溶けた体液を吸う。泳ぎは下手だが空を飛ぶ能力は高い。
身近な自然環境について学ぶ

カマキリのような鎌状の前肢に腹部先端の細長い呼吸管という独特の姿をしている。肉食で小魚やオタマジャクシなどに鋭い口を刺し、消化液を送って溶けた体液を吸う。泳ぎは下手だが空を飛ぶ能力は高い。

翅の裏面が銀白色をした大型のシジミチョウの仲間。オスは翅の表にオレンジ色の模様がある。写真はメスで模様の色が薄水色。成虫で越冬するため常緑樹の葉裏に止まって冬を越す。





クチナシを食草とするスズメガの仲間。羽化後すぐに鱗粉を落とすため翅が透明になりますが、これはハチに擬態しているとも言われています。また、ホバリングをしながら花の蜜を吸うというハチドリのような特徴があります。

管理棟内で飼育しているゲンジボタルは今年は3匹が羽化しました。成虫にならなかった幼虫もまだいます。

カブトムシの卵と2齢幼虫。もうすぐ3齢幼虫となって、冬までにどんどんと大きく成長します。

アブラゼミを捕食したオオカマキリ




大量発生し地面を這いずり回る、とても迷惑なモンクロシャチホコとツマキシャチホコの幼虫。モンクロシャチホコはサクラの葉を食べ尽くし、ツマキシャチホコはクヌギやコナラで大発生します。その後、地面に降りて土の中でさなぎになります。幼虫の見た目の毒々しさとは裏腹に無毒の毛虫です。成虫は一見すると木の枝や鳥のふんのような独特の姿をしています。

管理棟内で繁殖飼育しているゲンジボタルがようやく羽化しました。

園内のアラカシの新芽についていたムラサキシジミの幼虫。