植物 | むさしの自然観察園北町ビオトープ

12月　カミヤツデ（紙八手）ウコギ科

ヤツデに比べかなり大きな葉を付けるカミヤツデ。カミヤツデの「紙」とは、髄を使って通草紙（つうそうし）という紙の一種を作ったことから。

最後まで残っていたガマの穂も、はぜて小さな種を飛ばし始めました。

今年もまたシモバシラの氷華が見られる時期となりました。

常緑性のキクの仲間で寒い季節に花を咲かせる。

葉は花が枯れた後の寒い季節に青々と茂り、春になると枯れてしまう。

シリブカガシの花が咲いています。シリブカガシの”尻深”はドングリの下部がへこんでいることからきています。ドングリの表面には蝋状の物質が付着していますが、布で磨くときれいな艶が出ます。

葉がナンテンに似て、花はハギに似ているのでナンテンハギと名付けられた。ハギとあるが、ハギの仲間ではなく、カラスノエンドウやクサフジ、ソラマメなどの仲間。

ひっつき虫の代表格。近年では在来種のオナモミに代り外来種のオオオナモミが増えている。

小ぶりなひっつき虫だがしっかりとしたかぎ爪がある。