
ヤマボウシの花は葉の上に上向きに花柄を伸ばしてつくため下からの目線だとわかりにくいが、上から見ると、時には木全体が白く見えるほど。ただ、白い花びらのように見えるものは花びらではなく総苞という花の外側につくもので、中心部にある丸い緑色をしたところに小さな花が集まっている。
身近な自然環境について学ぶ

ヤマボウシの花は葉の上に上向きに花柄を伸ばしてつくため下からの目線だとわかりにくいが、上から見ると、時には木全体が白く見えるほど。ただ、白い花びらのように見えるものは花びらではなく総苞という花の外側につくもので、中心部にある丸い緑色をしたところに小さな花が集まっている。

関東以西の山野に見られるウツギの仲間で名前の通りウツギに比べ葉が幅広く丸っこい。秋には鮮やかに紅葉する。

山菜として、若芽、花、地下茎が食用とされる。特に地下茎には甘みがあるため、名にアマ(甘)とついている。また地下茎は薬用としても利用される。花の形がよく似ているものに、ナルコユリやホウチャクソウがある。ナルコユリはアマドコロ同様に山菜として食用にされるが、ホウチャクソウは有毒のため注意が必要である。なお、ホウチャクソウは花が先端につくことで区別できる。

淡いピンクの花を多数咲かせるベニガクエゴノキ。花が咲き終わると地面に落ちた花びらで一面が雪が被ったように真っ白になる。果実にはサポニンが含まれており水の中に入れて振ると石けんのように泡立つ。エゴノキのエゴは果実に苦みがありエグいということに由来する。


管理棟内で飼育しているゲンジボタルは5月の初旬に羽化しました(上段)。5月下旬に観察園で実施されたホタル観察会には、多くの方にご参加いただきました。

ハルジオンの花粉を食べているヒメマルカツオブシムシ。成虫は花粉を食べる小さく地味な甲虫ですが、幼虫は衣類などの繊維質のものを食べる要注意な昆虫です。衣類の防虫剤はこのグループの昆虫の食害を避けるためのものです。

ミニビオトープ内のアカガエルのオタマジャクシにようやく脚がはえてきました。

一見するとアリのような姿をしたアリグモのオスです。クモなので脚の数は8本ですが、前脚を触角のように見せています。姿をアリに似せる(ベイツ型擬態)ことでほかの生きものに食べられないようにしています(アリは集団で攻撃したり、またギ酸を持っているためエサとして捕食されにくい)。
※ベイツ型擬態 本来は危険性のない生きものが、捕食されることを避けるために毒があるような危険な生きものに姿を似せること


雨上がりの蒸し暑い日にアミメアリの大行列が見られました。ずっとたどっていくと長さは10m以上ありました。このアリは巣を持たず適宜、条件のよい場所に引っ越しをするノマド的な生活をしています。また女王アリはおらず、すべてが働きアリという、ちょっと変わったアリです。

春に生まれたアカハライモリはここまで大きくなりました(体長約2cm)。もうしばらくするとエラ(頭の後ろにあるひらひらしたもの)がなくなり上陸します。