6月 オカトラノオの花

丘陵の陽当たりの良い草地などに自生。草丈60㎝~1m。茎の先に太くて垂れる虎の尻尾のように10~13㎝の垂れ下がる長い総状花序を出して群生するさまは圧巻である。陽当たりがよく水はけがよくて適度に湿気のある場所では、地下茎の延ばして群生するため、花壇に植えると他の植物を圧することがある。オカトラノオと沼地に自生するヌマトラノオと交雑したイヌヌマトラノオ、湿地に生えるノジトラノオと交雑したノジオカトラノオ、そしてヌマトラノオとノジトラノオの交雑種ノジヌマトラノオがある。