5月の花 ハナワギク

北アフリカのモロッコ原産の一年草で、春菊の近縁種。春菊は花弁は白で基部は黄色であるが、ハナワギクは花弁の基部が黒っぽい蛇の目模様になり、花弁はくすんだ黄色、樺色、ベージュなどの色合いのものが多く、一つの花が3色になるものもある。欧米では一般的な花であるが、くすんだ花色だからか、苗が入手できないからか、日本ではあまり普及していない。春菊と異なり、食べるとお腹をこわすことがあるようなので、野菜を作っている場所には植えない方が良い。