5月 ヤマボウシ(山法師)ミズキ科

ヤマボウシの花は葉の上に上向きに花柄を伸ばしてつくため下からの目線だとわかりにくいが、上から見ると、時には木全体が白く見えるほど。ただ、白い花びらのように見えるものは花びらではなく総苞という花の外側につくもので、中心部にある丸い緑色をしたところに小さな花が集まっている。

5月 アマドコロ(甘野老)キジカクシ科

山菜として、若芽、花、地下茎が食用とされる。特に地下茎には甘みがあるため、名にアマ(甘)とついている。また地下茎は薬用としても利用される。花の形がよく似ているものに、ナルコユリやホウチャクソウがある。ナルコユリはアマドコロ同様に山菜として食用にされるが、ホウチャクソウは有毒のため注意が必要である。なお、ホウチャクソウは花が先端につくことで区別できる。

5月 エゴノキ エゴノキ科

淡いピンクの花を多数咲かせるベニガクエゴノキ。花が咲き終わると地面に落ちた花びらで一面が雪が被ったように真っ白になる。果実にはサポニンが含まれており水の中に入れて振ると石けんのように泡立つ。エゴノキのエゴは果実に苦みがありエグいということに由来する。

5月 アリグモ ハエトリグモ科

一見するとアリのような姿をしたアリグモのオスです。クモなので脚の数は8本ですが、前脚を触角のように見せています。姿をアリに似せる(ベイツ型擬態)ことでほかの生きものに食べられないようにしています(アリは集団で攻撃したり、またギ酸を持っているためエサとして捕食されにくい)。
※ベイツ型擬態 本来は危険性のない生きものが、捕食されることを避けるために毒があるような危険な生きものに姿を似せること