7月の植物 ゴーヤー
7月の植物 ニワフジ(イワフジ)
7月の植物 アネモネ・カナデンシス
アネモネ・カナデンシス(Anemone canadensis) キンポウゲ科
6月の植物 クガイソウ(九蓋草)の花
6月 オカトラノオ(丘虎の尾) サクラソウ科
6月の植物 エキナケア(バレンギク)の花
北米中東部のミネソタ州からテキサス州にかけての各州に9種類が自生する多年草。日本で観賞用に栽培されているのは、オハイオからジョージア州に分布するエキナケア・プルプレア(ムラサキ・バレンギク)種。北米インディアンが外傷の手当に使用してきたハーブで、草丈60㎝~1mとなり、根が肥大する。エキナケアは免疫機構を刺激し治癒を促進する、免疫賦活薬としての効能があり、多くの薬剤が製造されている。紫、濃い桃色、白、黄色、赤色の花をつけ、突起した中心球果をもち花弁は舌状花で下向に咲く姿が、火消しの纏(まとい)にのれんのように付いているふさふさした部分(馬簾)に似ている所からの名前。花びらが散ったあと球状に残る頭状花はドライフラワーとして使用できる。
6月 コマツナギ
6月 ヤナギイチゴの果実
6月の植物 ニゲラ(クロタネソウ)の花と袋果
これは、日本名クロタネソウ、園芸店でニゲラの名で売られているキンポウゲ科秋まき一年草の花と花後の袋果。ニゲラ属(クロタネソウ属)16種のうち、園芸店で扱うのは主としてニゲラ・ダマスケナ種(Nigella damascena)だ。袋果は茎ごと陰干しにして、クリアラッカースプレーを吹きかけると、素敵なドライフラワーになる。袋果の中の黒い(ラテン語=Niger)タネは、ブラッククミンと呼ばれ、カレーのスパイスとなっているが、それはニゲラ・サティヴァ(Nigella sativa)の種子のみで、日本での栽培は少ない。なにしろ、キンポウゲ科なので他のニゲラの種子は有毒。西欧では花をLove-in-a-mist、袋果をDevil-in-a-bush と呼ぶ。詩的ですね。